おしゃれな家庭菜園を作りたい!“映える”菜園の作り方6ステップ
最近、おしゃれな家庭菜園を始める人が増えていることをご存じですか?
ガーデニングと聞くと、地味で難しそうなイメージがあるかもしれませんが、今は「センスよく見える!」「写真に撮りたくなる!」と、インテリア感覚で楽しむスタイルが人気です。
今回は、家庭菜園ビギナーさんでも始めやすい、“映える”家庭菜園作りのステップをご紹介。ちょっとしたコツとアイテムで驚くほど家庭菜園の雰囲気が変わるので、ぜひ実践してみてくださいね。
この記事は以下の方におすすめです▼
- これから家庭菜園を始めたい方
- SNSで見るようなおしゃれな家庭菜園に憧れている方
- 一度家庭菜園に挑戦したけれど、うまくいかず再挑戦したい方
この記事は以下の情報が得られます▼
- SNSで話題の映えるおしゃれ家庭菜園の作り方
- 一般的な家庭菜園との違いや、おしゃれに見せるポイント
- 菜園作りに役立つアイテムや注意点
いま、家庭菜園が注目を集めている!
最近、SNSでも家庭菜園の写真ややり方をまとめた投稿が多くなっています。ひと昔前まで、家庭菜園は「畑仕事」のようなイメージで、手間がかかる趣味という印象を持たれていました。しかし最近では、「キッチンガーデン」や「ポタジェガーデン」といったスタイルが大人気に。
キッチンガーデンは、料理に使いたいハーブや野菜を手軽に収穫できる実用性のある菜園。ポタジェは、花や野菜をミックスして美しくデザインされたフランス式の菜園のことです。
「忙しい日常でも自然に触れていたい」「育てた野菜で食卓を豊かにしたい」そんなニーズにぴったりで、見た目にもおしゃれ。実用的で気軽に始められる新しい趣味として、今家庭菜園が再注目されています。
おしゃれな家庭菜園の特徴
見た目にも楽しい“映える”家庭菜園には、ちょっとしたコツがあります。全体のバランスや色合いを意識するのが、おしゃれな家庭菜園の特徴です。
ここでは、そんな「センスのいい家庭菜園」を作るためのポイントを4つに絞ってご紹介します。どれも特別なテクニックは必要なし。少し意識するだけで、グッと素敵な空間に仕上がりますよ。
計画的に配置されている
おしゃれな家庭菜園を作るポイントは、“配置の工夫”にあります。
例えば、プランターをただ並べるだけでなく、木製シェルフやアイアンラックを使って高低差をつければ、空間に立体感と奥行きが生まれます。ハーブなど小さめの植物は棚上に、トマトやナスのような大型野菜は床に置くなど、種類ごとの高さ調整も大切です。
ベランダであれば、植物を一列に並べるより、左右の端に振り分けたり、壁沿いに沿わせて配置したりするだけで、すっきりおしゃれな印象に。配置に「余白」を持たせると、垢ぬけた印象を目指せますよ。
プランターの素材や植物のバランスを考えて、全体にリズムを持たせることもポイントです。
カラーコーディネートができている
おしゃれな家庭菜園を目指すなら、「色の使い方」を少しだけ意識してみましょう。
ビビッドな赤や黄色のミニトマト、オレンジのマリーゴールドなど、明るい色の花や野菜を一つ加えるだけで、ぱっと目を引く華やかな雰囲気に。ただし、色を使いすぎるとごちゃごちゃした印象になるため、全体のテーマカラーは2〜3色に絞るのがコツです。
たとえば「白×グリーン×パープル」など、自分好みの配色を決めておくと、統一感が出てまとまりやすくなりますよ。もちろん、グリーンだけでも濃淡や葉っぱの形の違いで、ぐっと動きのある菜園に仕上がります。
小物使いにもこだわっている
家庭菜園をセンスよく仕上げるには、小物選びにもひと工夫を。
じょうろやプランター、スコップなどの園芸グッズは、木製やアイアンなど素材をそろえることで、空間に統一感が出て洗練された印象に。ナチュラルにまとめたいなら、素焼きのテラコッタやウッド素材もおすすめです。
また、全体のテイストに合わせて、柄もののプランターやカラフルなアイテムをアクセントにすると、遊び心が加わってこなれ感がアップします。
もちろん、おしゃれさだけでなく、屋外での使用に耐えうる素材や機能性にも注目を。お気に入りのアイテムが長く使えると、それだけで愛着もわいてきますよ。
季節感がある
おしゃれな家庭菜園は、季節に合わせた変化を楽しんでいるのも特徴です。
春はカラフルな花やベビーリーフ、夏は鮮やかな色味の野菜、秋冬はシックなカラーのハーブや葉物野菜を取り入れるなど、季節ごとに植物を入れ替えることで、見た目にも新鮮な印象になります。
また、せっかくの菜園も、枯れた植物が放置されていると台無しに。こまめな手入れや入れ替えで、清潔感を保つことも大切です。季節の移り変わりをインテリア感覚で取り入れると、家庭菜園はぐっと魅力的な空間になりますよ。
おしゃれな家庭菜園の作り方6ステップ
「おしゃれな家庭菜園って、どうやって作ればいいの?」そんな方のために、たった6ステップで始められる簡単な手順をご紹介します。
道具をそろえるところから植え付け、収穫まで。順番に進めれば、センスよくまとまった菜園が完成します。初心者さんもぜひ気軽にトライしてみてくださいね。
STEP1.テーマと予算を決める
まずは、どんな雰囲気の菜園にしたいか“テーマ”を決めてみましょう。ナチュラル、カフェ風、北欧テイストなど、SNSやネットで『#家庭菜園インテリア』などのタグ検索から好みに合うスタイルを探してみてください。
テーマが決まったら、使える予算の範囲で必要なアイテムをそろえていきます。最初は、スコップ・じょうろ・手袋など最低限の園芸グッズがあればOK。ホームセンターや園芸店には、初心者向けに手頃な価格帯の用品がたくさんそろっているので安心です。DIYが好きな方なら、木箱やすのこをリメイクするのもおすすめです。
STEP2.場所の特性を確認する
おしゃれな家庭菜園を作るには、まず「どこで育てるか」を見極めるのが大切。庭やベランダの日当たり・風通し・水はけなどの条件によって、育てやすい植物も変わってきます。
狭いスペースでも、プランターやガーデンポットを活用すれば工夫次第で十分楽しめますよ。また、設置場所の雰囲気に合わせてアイテムや植栽のテイストを選ぶことで、おしゃれ度もぐっとアップします。
STEP3.植えるものと配置を決める
まずは「何を育てたいか」をざっくりリストアップしてみましょう。気になる野菜やハーブがあれば、それぞれの植え付け時期や育てやすさ、日当たりや育て方の特徴などを調べておくと安心です。
初心者さんには、バジルやミントなどのハーブ類がおすすめ。見た目が可愛く、香りも楽しめるうえ、丈夫で育てやすいのが魅力です。また、野菜だけでなく彩りのある花を一緒に植えると、見た目がぐっと華やかに。相性のよい植物を組み合わせれば、「コンパニオンプランツ」として害虫予防や生育サポートの効果も期待できます。
配置を考えるときは、STEP2で確認した日当たりやスペースも忘れずに。視線の流れや色のバランスも意識すると、センスの光る家庭菜園になります。
STEP4.園芸用品や種・苗を用意する
家庭菜園を始めるにあたって、まずそろえておきたい基本の道具をまとめました。
- スコップ:苗の植え付けや土の入れ替えに使います
- じょうろ:水やり用。ベランダならシャワータイプが便利
- 手袋:土いじりや植物の手入れ時に。ケガや汚れを防ぎます
- プランターや鉢:植える場所が地面でない場合がほとんどなので必須のアイテム
- 鉢底ネットや鉢底石:排水性を高め、根腐れを防ぎます
- ラベル・ネームプレート:植えた植物の名前や日付を記録できます
特に「土選び」は、家庭菜園の成功を左右する大事なポイント。水はけ・通気性・保水性のバランスが整った土作りが重要です。
今後、家庭から出る生ごみをたい肥化するコンポストを取り入れることで、エコでおしゃれな循環型菜園にもチャレンジできますよ。
STEP5.植え付けて育てる
植物を植えたら、いよいよ育てる段階です。野菜やハーブの種類によって、植え付ける深さや隣との間隔は異なります。苗を購入する際や植える前に、育て方をしっかり確認しておきましょう。
日々の水やりや、必要に応じた追肥も忘れずに行います。また、枯れた葉や花がらをこまめに取り除けば、見た目がきれいに保てるだけでなく、栄養も行き届きやすくなります。
成長の記録を写真に撮っておけば、ちょっとした思い出になることも。SNSに投稿して、同じ家庭菜園仲間とつながるのも楽しいですよ。
STEP6.収穫する
収穫物が実ったら、いよいよ収穫のタイミングです。自分で育てた野菜は、見た目以上においしく感じられるはず。採れたてをそのまま料理に使えば、家庭菜園ならではの贅沢なひとときになります。
収穫が終わったあとは、残った根や茎・葉などの処理も忘れずに行いましょう。放置してしまうと、見た目が乱れるだけでなく、土壌の劣化や病気の原因になることもあります。
また、今回の栽培で「うまくいったこと・難しかったこと」を振り返っておくと、次のチャレンジに活かせます。小さな工夫の積み重ねで、家庭菜園はどんどん楽しくなっていきますよ。
家庭菜園をグッとおしゃれにするアイテム3選
おしゃれな家庭菜園作りには、アイテムの活用がおすすめです。ここでは、実用性も兼ね備えたアイテムを3つセレクトし、使い方や注意点などを解説します。
レイズドベッド
レイズドベッドとは、枠で囲って地面より一段高く土を盛った“箱型の菜園スペース”のこと。水はけがよく、通気性のある土を保ちやすいため、野菜が健康に育ち、見た目にもすっきりと整った印象になります。
特に庭がある方におすすめのアイテムで、ポタジェガーデンでは定番のアイテムです。木製やレンガなど、使う素材の選び方次第でナチュラルにもモダンにも仕上げられます。
ベランダなど限られたスペースでは、大型のレイズドベッドは難しい場合も。そんなときは、浅めの木箱を利用した“ミニサイズのレイズド風プランター”がおすすめです。すのこを敷いて通気性を確保したり、枠だけを活用してプランターを囲んだりすることで、手軽に雰囲気を出すことができますよ。
ガーデンエッジ
ガーデンエッジはレンガやウッド、アイアンなど素材もさまざまで、土の流出を防ぐ実用性がありながら、見た目にもメリハリが出て一気におしゃれな印象に。ナチュラル、アンティーク、モダンと、素材の選び方次第で雰囲気を変えられます。
本来は広めの庭で使うことが多いアイテムですが、細めの仕切りタイプならベランダ菜園でも活用可能。プランターまわりにあえて囲いを作るだけでも、空間に“区切り”が生まれ、全体が引き締まって見えますよ。
すのこ
すのこは、手軽に使える木製アイテムとして家庭菜園でも活用されています。壁に立てかけてフェンス代わりにしたり、棚にしてプランターを置いたりと、見た目のアクセントと収納力を両立できるのが魅力。ラフなナチュラル感が出せるため、北欧風やカフェ風の雰囲気作りにもおすすめです。
ただし、素材によっては耐久性に難があります。特に雨が当たる屋外では、腐食のリスクが高くなるため注意が必要です。防水加工済みのすのこを選んだり、使用場所を工夫したりすることで、長く快適に使うことができますよ。
LFCガーデニングセットでおしゃれな家庭菜園を始めませんか
おしゃれな家庭菜園は、ただ野菜を育てるだけでなく「見た目」や「楽しみ方」までデザインすることがポイントです。ほんの少し配置や色使いを工夫するだけで、毎日の暮らしに彩りが加わり、自分だけの心地よい空間ができあがります。
そんな家庭菜園をもっと充実させてくれるのが「LFCコンポスト」です。家庭の生ごみを活用して堆肥が作れるバッグ型のコンポストで、そのままプランターとしても使える優れものです。
水はけがよく軽くて扱いやすい素材なので、初心者でも気軽に取り入れやすいのが魅力。デザイン性の高さから「置くだけでおしゃれ」と評判で、ナチュラルな菜園空間にもよくなじみます。
家庭菜園のスタートにぜひLFCコンポストを取り入れて、エコでセンスのいい“映える菜園ライフ”を楽しんでみてくださいね。