自宅で、地域で、その先で。野菜づくりと農ある暮らしのはじめ方

コンポストからつながる、野菜を作る・育てる暮らしへ
秋の風が心地よく感じられる10月は、野菜やハーブを育てるのにぴったりの季節です。
コンポストのある暮らしが楽しくなってきたら、できた堆肥を使って野菜を育ててみませんか?
自宅でできること
堆肥の活用方法で一番おすすめしたいのが、自宅ではじめるガーデニングです。
ベランダや庭先のちょっとしたスペースなど、手の届く範囲でぜひ野菜やハーブなど食べられる植物のある暮らしをはじめてみてください。
LFCコンポストでは、生ごみ堆肥を入れた土で野菜を育てる楽しさ、循環野菜のおいしさをぜひ体験してほしいという思いから、毎月ベランダでできるガーデニング講座を提供しています。
また、10月10日 までのお申込み(数量限定)で、初めての家庭菜園にぴったりの『LFCガーデニング伴走セット』も販売中です。
育てやすい今の季節のうちに、一緒にお野菜を育て始めませんか?

地域でできること
自宅で使いきれない堆肥は、ぜひお住まいの地域での活用先を探してみてください。
「市民農園」など区画を借りて野菜作りができるサービスや、地域の方で野菜を育てる「コミュニティガーデン」を探してみるのもおすすめです。育てられる野菜の種類が増えることで食卓が豊かになったり、食への興味関心が近い知り合いが増えることでこれまで出会えなかった地域の情報に触れられたり。
また、野菜や食材にこだわっているレストランや、ファーマーズマーケットに出かけて、 農家さんの思いを知ることから、農とのご縁がつながることもあります。
ご自身の生活圏に安全でおいしい野菜のネットワークが作られていくと安心ですね。

<循環型コミュニティガーデンSATOYAMA BASE深大寺>
もう一歩、足を伸ばして農地へ
農家さんの野菜や果物の恵みをいただく「収穫体験」、繁忙期の農家さんの作業を手伝う「援農ボランティア」など、農家さんが一般の方に開いてくださる場に参加してみるのも楽しい体験になります。
農家さんと顔の見える関係ができると、野菜の見え方が変わり、家庭の食事の味わいが変わります。この奥深さもぜひ体験していただきたいです。
私たちローカルフードサイクリングでは、LFCコンポストユーザーさんへ農家さんとつながる機会を提供しています。SNSなどでお知らせしますので、ぜひお気軽にご参加ください。

<援農の休憩の様子>

<援農にて生ごみ堆肥を活用>

<堆肥相談回収会で繋がる農家さんとユーザーさん>
欲しいものはなんでも簡単に買える時代。
だからこそ、あえて時間をかけて作られたもの、そして作るという体験そのものの価値が上がっているように感じます。
コンポストから始まるおいしくて楽しい循環する暮らしへ。今の暮らしを大きく変えずに、興味を持ったものからぜひはじめてみてくださいね。
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