新商品「LFCレイズドベッド」開発秘話インタビュー

新商品「LFCレイズドベッド」開発秘話インタビュー

LFCコンポストのローカルフードサイクリング株式会社から、新商品が発売になります。

自宅では野菜がよく育ち、森の自然も再生する LFCレイズドベッド

LFCレイズドベッドと、雨水ネットやコンポストと組み合わせた ちいさな自給くらしキット

いずれも、クラウドファンディングページで販売を開始し、その後自社サイトでの取扱いが始まります。

※クラウドファンディングのページがひらきます

新商品の開発秘話インタビュー

この商品の発売が「楽しみでならない」という代表のたいらさんに、開発のウラ話や商品の特徴を聞きました。

ー新商品はどんな商品ですか。

「LFCレイズドベッド」は、都会のベランダにも無理なく置けるコンパクトなサイズながら、木枠の中に森の土壌再生の仕組みを再現するプランターです。

2022年ごろから、オフィスガーデンで試験的に設置をはじめたところ、手入れが簡単なのに野菜が本当によく育つので、驚きと興味が尽きませんでした。

春夏秋冬、4年ほど試行して、これは皆さんにもぜひ使ってもらいたいと思い、LFCの商品として開発、販売することを決めました。



ーコンポストもガーデンも、たくさんの実践を重ねてきたたいらさんでも驚いてしまうほどよく育つなんて、どんな秘密があるのでしょうか。

レイズドベッドは、地面よりも土を高く持ち上げて、野菜や花を育てる仕組みのこと。
水はけや風通しもよく、しゃがまずに作業できるので水やりや収穫が楽というメリットがあります。

「LFCレイズドベッド」は、木枠の中身にもひと工夫。
下から木材、枝、落ち葉、古土、堆肥と土を順に重ねて、植物を育てます。森で腐葉土ができるのと同じで、土中の木材や落ち葉が微生物や糸状菌の力でゆっくりと分解され、微生物の世界が植物との関係も良好にし、天然の栄養たっぷりの土で植物を育む仕組みです。

実はこれ、ドイツに数百年前から伝わる伝統農法の一つなんですよ(※)。




ーそうなんですね。なんだかすごそうです。

実際に、オフィスガーデンで試作をはじめた時から、驚きの連続でした。
耕す必要がなくお手入れが本当に簡単なのに、植物がよく育つ。
高さがあるので、種まき、水やり、収穫が楽。
これは、忙しい人にこそ向いていると実感しました。

木枠のギリギリまで入れた土が、最初の半年で不思議なほどぐっと下がります。
目に見えない糸状菌や微生物が絶えず働いて、こんなにも分解を進めてくれたんだと感動を覚えるほどです。土の中で今何が起こっているんだろう?と興味が尽きなくて、土や植物の新しい一面を学ぶ機会にもなりました。

ーおもしろいです!シンプルな木枠に、大自然の仕組みが凝縮されているんですね。

LFCレイズドベッドは、木枠の材料と説明書、オリジナルの種まき暦のセットです。中に入れる木や枝、落ち葉は、ぜひ家の周りを探検して集めて欲しいなと思います。

お子さまやご家族と一緒に、木や落ち葉はどこにありそうか相談してみたり、実際に出かけてみたり。今までは気に留めていなかった公園のすみや街路樹が、宝の山に見えてくるという体験も楽しいですよ。

街の景観はきれいになって、自宅では美味しい野菜が育つ。
自社商品ながら、良いことばかりだなって思います。

ーレイズドベッド一つで、そんなにたくさんの体験ができるんですね。たいらさん自身が楽しまれていることが伝わってきます。

実は、木枠を作る木材にもこだわっています。

LFCレイズドベッドの材料は、岐阜県で行われている計画間伐で出た木材を丸太ごと買取り、自然乾燥させたものを使っています。木材加工は福岡市の福祉団体「紬」さんがしてくださっています。

間伐することで、森には日差しが入り、風が通り、森そのものが再生していくんです。この商品を使うことが、里山の森を守ることにつながっていることも、ぜひ知っていただけるといいなと思います。

手仕事の楽しさを味わえるDIY(ご自身で組み立てるタイプ)と、工具がない方用に組み立てたものもご用意しています。




雨水ネットやLFCコンポストと組み合わせることで自給生活に近づける、小さな自給くらしキットも販売しています。用途に合わせて選んでみてください。

ーお客さまの反応も楽しみですね。ありがとうございました。

LFCレイズドベッド、ちいさな自給くらしキットは、2月5日よりクラウドファンディングFor Goodにて販売をしています。



使ってみた感想や、組み立て時・使用時のお写真などは、ぜひInstagramで @lfc_compost をメンションして教えてください。


(※)ドイツに伝わる伝統農法、ヒューゲルカルチャー。
ヒューゲルカルチャーとは、地面の下から木材、枝、落ち葉、堆肥などを順に重ねて、表面を土で覆い植物を育てる、ドイツの伝統的な農法のこと。森で腐葉土ができるのと同じ仕組みで、土中の木材や落ち葉が微生物や糸状菌の力でゆっくりと分解され、天然の栄養たっぷりの土で植物を育む仕組みです。

レイズドベッドとこの仕組みを組み合わせ、都会のベランダでもできるようにコンパクトサイズにしたのが、「LFCレイズドベッド」です。

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