コンポストトイレが完成しました|半径2kmの栄養循環レポート
2024年12月、福岡市にある三苫LFCコミュニティガーデンに、念願のコンポストトイレが設置されました。
コンポストトイレの制作を指導してくれたのは、千葉でパーマカルチャーシステム作りの研究と実践を続けるパーマカルチャーデザイナー講師のフィル・キャッシュマンさんと、佐官職人のカイル・ホルツヒューターさん、大工の鈴木啓太さん。
フィル・キャッシュマンさん(写真中央)、カイル・ホルツヒューターさん(写真左から二人目)、鈴木啓太さん(写真右から二人目)
「コミュニティガーデンに念願のコンポストトイレを設置したいという思いがやっとカタチになって嬉しいです。これまで日本中や世界の様々なコンポストトイレを見学してきましたが、フィルのコンポストトイレが機能面でも美しさでも群を抜いていました。1年ほど前、フィルに相談をしたところ快く引き受けてくださり、今回ついに実現しました」(たいら)
小屋づくりから、土壁作り、雨水利用や排水浄化のシステムなど、資源循環の知恵が詰まったコンポストトイレ作りを学びに、コンポストのユーザーさんはじめたくさんの方が参加してくださり、寒空の下、4日間(講師の方は6日間)のワークショップ形式でゼロから作り上げました。
外壁となる板に釘を打ちつける
土壁に混ぜるため、藁を細かく刻む
粘土質の土と水と、刻んだ藁を混ぜて土壁の材料をつくる
土壁の仕上げ
窓を取り付けて、完成に近づいていく
土壁作りの仕上げにLFCロゴを彫刻して、ホテルのトイレのようにラグジュアリーなコンポストトイレが完成しました。
土壁の彫刻
最後は餅まきをして、完成をお祝い
今年も多くのコミュニティで半径2kmの栄養循環を実現し、コンポストと楽しい循環生活を広げられるように活動していきます。