LFCコンポストをもっと知りたい方へ。アンバサダー講座のご案内

LFCコンポストをもっと知りたい方へ。アンバサダー講座のご案内

「もっと知りたい」気持ちの先に広がるコンポストの世界


LFCコンポストを使うようになって、キッチンから生ごみのにおいが消え、ゴミ出しの回数も減って、なんだか嬉しい。

でも、ふとした時に「この中で何が起きているんだろう?」と気になることはありませんか?


LFCコンポストのアンバサダー講座は、「コンポストのことをもっと知りたい」「この楽しさを身近な人に伝えたい」といった思いを持つ、全国のコンポストユーザーの皆さんのためにひらいているオンライン講座です。

・コンポストの社会的意義。

・土と微生物、そして私たちの食とのつながり。

・一人ひとりの家庭にあるコンポストは、どんな未来につながっていくのか。

など、気になるコンポストの仕組みや微生物の働きを知る、学びの場です。

これまで約370名の方が参加したLFCコンポストアンバサダー講座。
2026年度の募集が始まりました。これまでの夜の部に加え、今回は日中にご希望される方向けに昼の部を開講することになりました。どちらも同じ内容をお話しますので、いずれかをご選択のうえお申し込みください。


アンバサダー講座 詳細

◆日程等:2026年

[昼の部](90分/回)

第1回   1月7日(水)10:30~12:00 私たちの社会とコンポスト

第2回   1月21日(水)10:30~12:00 コンポストのコツ1

第3回   2月4日(水)10:30~12:00 コンポストのコツ2

第4回   2月18日(水)10:30~12:00 アンバサダーの活動

[夜の部](90分/回)

第1回   1月8日(木)19:00~20:30 私たちの社会とコンポスト

第2回   1月22日(木)19:00~20:30 コンポストのコツ1

第3回   2月5日(木)19:00~20:30 コンポストのコツ2

第4回   2月19日(木)19:00~20:30 アンバサダーの活動


◆定 員:60名(各30名)(先着順)

◆申込み締切:2026年12月25日(木)

◆受講料:30,800円(税込)




※コンポスト講座や、イベント・堆肥の回収会などでアドバイスを行う “アドバイザー” の養成講座は、アンバサダー講座を受講した方を対象に、ご案内しています。アドバイザーを目指している方も、まずはぜひアンバサダー講座をご受講ください。

“アドバイザー”の活動の様子
コンポストアドバイザーになると、LFCコンポストの講座やアドバイスができるようになります



講師紹介

・たいら 由以子

 ┗ローカルフードサイクリング(株)代表取締役、コンポストトレーナー

大学で栄養学を学び、証券会社で勤務。大好きな父とのお別れをきっかけに、土の改善と暮らしをつなげるための、半径2kmでの栄養循環を目指し活動開始。青年団の仲間と循生研を立ち上げ、子どもから高齢者、外国人までコンポストでつながる美味しい食の輪をつくるのが生きがい。メンバーとのお茶の時間を一番大切にしている。行動を最良の学習手段とし、活動をスパイラルアップさせるが信条。趣味はイラストコミュニケーション、レコード・映画鑑賞。

・波多野 信子

 ┗NPO法人循環生活研究所 会長

堆肥づくり55年。蝶を追いかけ40種類以上の個体を標本にした小学校の夏休み、子育て中に生活費を稼ぐため八百屋雑貨店の経営や自動車登録業、製麺所の配達業務、建設業の経理15年経てコンポスト講師にスカウトされた。趣味と実益を兼ねた循生研の仕事に、これまでのすべてを活かして毎日を開拓している。 日々堆肥と菜園をつくり、コンポストの基本から応用を現場で教えている。

・木村 真知子

 ┗NPO法人循環生活研究所 理事長、コンポストトレーナー/LINEサポーター

自然環境教育やワークショップ運営の経験を経て、NPOへ。コンポストや環境教育に関する学校の授業・子ども向け体験プログラム実施に携わる。高齢者宅のコンポストの手入れ訪問を行う「見守りコンポスト」事業をはじめコミュニティコンポストで栄養循環を実践するLOCAL FOOD CYCLINGのしくみ普及を担う。

LINEサポーターや初めてのコンポスト講座にて講師を務め、日々コンポストを続ける上での不安や悩みに耳を傾ける。生きもの好きな一児の母。

\豪華講師によるアンバサダー講座です/



参加者へインタビュー

昨年、アンバサダー講座に参加し、現在はLFCガーデンクルーとなったタッキーこと瀧川さんにお話を伺いました。


Q.LFCコンポストをはじめたきっかけを教えてください。

日々の暮らしのなかで「ごみを減らしたいな」という思いをずっと持っていました。幼い頃から「このままゴミが増え続けたらどうなっていくんだろう?」と疑問に感じていたことも影響しているかもしれません。

LFCコンポストはメディアで紹介されていて、生ごみを混ぜている基材から湯気が出ているのを見て驚いたことを覚えています。

「自分に続けられるだろうか」と始めるまでに少し悩みましたが、何度か目にするうちにやってみたいという想いが勝り、家族に相談すると「いいんじゃない」と背中を押してくれて始めました。

始めてみて一番変化したのは、生ごみの見方です。以前は苦手意識を持っていましたが、生ごみ特有のにおいもなく、徐々に分解されていく様子がおもしろくて、コンポスト生活が習慣になりました。

できた堆肥がだんだんと溜まってきたので、家族で回収会に持って行ったことがありました。スタッフの方にすごくほめていただいて、家族全員が嬉しい気持ちになって帰った日のことを覚えています。その後、イベントに参加して、生ごみが減るだけではなく堆肥が土を豊かにして野菜が育つ栄養循環の話を伺い、視野が広がるような思いでした。またそのイベントでLFCコンポストアドバイザーの方に出会って、資格があることを知りました。

コンポストが楽しくて続けていましたが、もっとコンポストやLFCへの理解を深めて、人に伝えられるようになりたいなと思うようになって、アドバイザーになることを前提に、アンバサダー講座を受けることにしました。

Q.アンバサダー講座で、印象に残っていることはありますか?

まず、講座を通して、代表のたいらさん、たいらさんのお母さまで堆肥名人の”のぶばぁ”から直接お話を聞けたことに感激しました。堆肥のこと、畑の植物や鳥や虫などの生物のこと。それぞれに向ける優しい眼差しがたいらさんやのぶばぁの使う言葉にも反映されていて、終始、素敵だなと思って聞いていました。

お話はどれも興味深いものでしたが、特に印象に残っているのが「山川海のお話」と微生物のお話です。目に見えないほど小さな生き物たちの世界は、お話を聞くまではイメージすることもない、私にとっては存在しない世界でしたが、大きな自然の仕組みともつながる科学があると感じられておもしろかったですね。

Q.アンバサダーになった後、たくさんの変化があったそうですね。

アンバサダー講座に参加した後、LFCコンポストが管理やサポートを行うコミュニティガーデンをメンテナンスするガーデンクルーのお仕事の募集がありました。未経験の分野でしたが、受けてみないと後悔すると思って応募しました。

ガーデンクルーは、福岡市の博多・天神エリアで企業やお店単位でLFCコンポストに取り組み、できた堆肥で野菜やハーブを育てる活動のメンテナンスサポートで伺ったり、LFCのオフィスのある地域のコミュニティガーデンでお仕事をしたり、LFCオフィスのガーデンメンテナンスをしています。

自然環境への関心が高い方や、安全な食に思いのある方、ウェルビーイングが上がっている地域の高齢者の方。お仕事を通して出会う方も素敵な方ばかりです。

自宅でも生ごみ堆肥を使ったプランターでのガーデニングを始めてはいましたが、野菜づくりの経験が豊富だったわけではありません。毎日学ぶことばかりですし、自然が相手なのでやることは尽きませんが、土に触れる機会が増えたことで、からだが元気になったように感じています。また、興味のあることと仕事が一致するようになって、毎日が充実しています。

実は、ずっと虫が苦手でした。笑

でも目に見えないほど小さな微生物がいて、目に見えるサイズの大小さまざまな虫がいて、それぞれの存在がなければ、植物は育たないし、私たちも暮らしていけないんだという実感が重なるにつれて、虫への苦手意識が薄れて、暮らしやすくなったように感じています。

Q.参加を迷っている方へメッセージをお願いします。

特別な知識があったわけではなく、やってみたいという気持ちだけで申込みましたが、今は参加して本当によかったなと思っています。

もし、気になる、興味があるという思いがあるなら、その気持ちに素直に従って動いてみて欲しいです。

私自身、コンポストを始めるまでは「続けられなかったらどうしよう」と少し慎重になっていましたが、やってみたらとても良いし、今も義務感なく続けています。これから先、生ごみを捨てる生活はもう絶対しないと思っています。その快適さやおもしろさ、何より「こんな選択肢があるんだよ」とみんなに伝える役目をしていけたら良いなと思っています。

そんな仲間が増えて行ったら嬉しいですね。

\LFCコンポスト アンバサダー講座/

ぜひこの機会に、もっとLFCコンポストについて、学んでみませんか?
ご参加お待ちしております。

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