[開催レポート]なつやすみコンポスト大研究2024 - LFCコンポスト

[開催レポート]なつやすみコンポスト大研究2024

LFCコンポストを使った自由研究に挑戦!

ローカルフードサイクリング株式会社(以下LFC)は、今夏「なつやすみコンポスト大研究2024」を実施しました。自由研究として130人超の子どもたちが約1トン(推計)の生ごみを堆肥化したことにより、約491KgのCO2※を削減しました。子どもたち一人ひとりの取り組みが、学びを深められたと同時に、地球環境にポジティブな影響をもたらすことにつながりました。

生ごみ係数0.491(出典:ローカルフードサイクリング株式会社/NPO法人循環生活研究所)をかけるとCO2削減量が算出されます。

目的

この企画では、子どもたちが夏休みの自由研究として取り組むことを前提に、生ごみを堆肥化〜野菜づくりを実践し生ごみの栄養循環を体験できる『LFCコンポスト自由研究キット』を特別価格にて販売。この体験をきっかけに、子どもたちが自分の生活の中で環境に対する意識を持つことをねらいとし、オンライン講座や全国3都市(東京・大阪・福岡)で公認LFCコンポストアドバイザーによる対面講座しました。また、コンポスト実践中は専用LINEで子どもたちのLFCコンポストの実践をサポートしました。コンポストを通じて、生ごみの減量を実体験し、それがどのように環境問題に関わってくるのかを理解する機会を提供しました。

企画概要

  • 日程:2024年7〜10月
  • 対象者:小学生
  • 内容:『LFCコンポスト 自由研究キット/簡易キット』の数量・期間限定販売及び実践者へ向けたコンポスト講座(低学年・高学年別)開催、成果発表会の開催
  • 主催:ローカルフードサイクリング株式会社
  • 協賛:石井食品株式会社、アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社

子どもたちの自由研究の様子

子どもたちがLFCコンポストを使った自由研究を通してどのような発見や感想を持ったのでしょうか。
子どもたちがLFCに寄せてくれたコメントをご紹介します!

 

  • 前にコンポストにスイカの皮を入れて、一週間がたったら、スイカの皮がとても薄くなっていました!(かんなさん、小4)
  • 家庭菜園で失敗をするたびに土の環境について勉強をする機会が増えました。今後も家族でコンポストのたい肥を使用した土作りを続けていきたいと思っています。(れんさん、小4)
  • 家に元々コンポストがありましたが、それはお母さんが基本やっていて、私は始めしか興味がなかったけど、今回自分のコンポストが届いて、とてもハマっています。混ぜるのが楽しくて、10分ほどひたすらやっていたりします。今は愛着が湧いて、「可愛い」までになっています。(あやなさん、小6)
  • コンポストは生ごみもゼロにできるし、臭いもないし、堆肥も作れるし、ビニール袋も買わなくて良いし、いいことだらけ!次は、堆肥を利用して、野菜作りの実験も続ける予定です。(みっしーさん、小5)

↑なつやすみコンポスト新聞 2024年夏号

締めくくりの自由研究発表会

10月中旬、企画の締めくくりとしてオンライン発表会を開催し、小学2年〜6年生の4名の子どもたちが自由研究の成果を発表しました。
無印良品グランフロント大阪店にもご協力いただき、対面での発表会も同時開催しました。
発表会には、本企画参加者(親子)、会社員、コンポストユーザー、コンポストアドバイザーなど様々な方々が参加し、それぞれの発見やコンポストに取り組んでみて得た気づきなどを共有しました。子どもたちの気づきにハッとされられたという参加者からの感想も出ました。

発表内容(一部抜粋)

  • Aさん(小6)「生ごみは捨てたらただの臭くて嫌なごみだけど、コンポストにすることで肥料にもなる宝物みたいなイメージに変わりました。コンポストをしたことによって、我が家ではレジ袋で出せるほどごみの量が少なくなりました」
  • Sさん(小6)「少し飽きそうになった時もあったけど、毎日生ごみを入れて混ぜるだけで地球温暖化も防げて、できた土で植物を育てられるから一石二鳥だし、すごく環境に優しいからみんなもぜひやってみてください」
  • Iさん(小2)「地域の行事でみんなで食べたスイカの皮をもらってコンポストに入れました。大きなスイカ1玉分の皮がすぐに分解されて、1週間で跡形もなく消えました」
  • Rさん(小4)「家庭菜園で植物を育てていて失敗をして、原因として土の良し悪しがあると思い、コンポストを研究しました。研究では、堆肥を作って堆肥ありと堆肥なしでラディッシュの育ち方の違いを観察しました」


オンライン発表会の様子 


対面発表会(@無印良品グランフロント大阪店)の様子 

参加者(保護者)の声

  • コンポストは母のやっている事、という意識から、自分ごとへと変化した事、ゴミ問題全般に興味を持ち、しっかりとまとめて発表の機会をいただいた事がよかった。
  • 地球環境に関心を持つようになったことが良かったと思います。また、長期間取り組み、コンポストについて調べているうちに住んでいる自治体でコンポストがあることを知ることができ、市町村でも地球環境を守るためにさまざまな取り組みをしていることを知ることができました。

スポンサーの皆さまとの取り組み

本企画は、メインスポンサーとして、石井食品株式会社(本社:千葉県船橋市本町2-7-17、代表取締役社長執行役員:石井 智康)、コーポレートスポンサーとして、アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区白金1‐17‐3 NBFプラチナタワー、代表取締役社長兼CEO:安渕 聖司)に参画いただき、企画への協賛、従業員のコンポスト利用促進、コンポストについてより知識を深めるための社員とその家族向けの特別講座の開催などを通じて、循環型社会の実現に向けたアクションに協働して取り組んでまいりました。また、石井食品株式会社では、社員研修の一環として社員数名がLFCコンポストに取り組みました。コンポストを家庭に導入したことでどのような学びや変化があったのか、今後どのように仕事に活かせそうかなどを参加した社員から同社主催の報告会で報告いただきました。

↑石井食品株式会社によるコンポスト報告会の様子

「なつやすみコンポスト大研究2025」参加者大募集!

来年はコンポストの自由研究に挑戦してみたい!という方はぜひご登録ください。
下記ウェイティングリストに登録いただいた方には「なつやすみコンポスト大研究2025」募集開始時(2025年7月ごろを予定)にLFCより優先的にご連絡を入れさせていただきます。

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