カルチャーデザイン部だより〜ベランダでできる はじめての苗づくり
一年の中でも、最も活気に満ちたワクワクする季節がやってきました。
二十四節気では「晴明(せいめい)」の時期(4月5日~4月19日)。
空は澄みわたり、草木がいきいきと成長する頃です。
この時期はガーデニングのベストシーズン。気温も安定し、種まきに最適です。
晴明のあとに訪れるのは「穀雨(こくう)」。
春にまいた種を優しい雨が潤し、植物の成長をぐんと後押ししてくれます。
最近、畑やプランターからトマトやカボチャの芽が顔を出してきました。

実はこれ、生ごみ堆肥に含まれていた種から発芽したものです。
種はとても生命力が強く、自然に芽を出すほど。
これは「今、夏野菜の種をまけばしっかり育ちますよ」という合図でもあります。
園芸店やホームセンターでは、すでに夏野菜の苗が並び始めていますが、これらは寒い時期から温室で大切に育てられてきたもの。
「苗から育てるのは難しそう」と感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
堆肥からカボチャやトマトが芽を出すように、今から育苗を始めれば、ゴールデンウィーク頃には定植が可能です。
ちなみに堆肥から発芽した野菜は、
・トマトは結構高い確率で実ります。ミニトマトが多い
・カボチャは繁殖しすぎる、実らないことが多い
・ユーザーさんの報告では、メロンやスイカ、ピーマン、ウリなども。
育苗をするメリット
もちろん、種を直接地植えするのも良いですが、育苗にはこんなメリットがあります。
・日々の管理がしやすい
・定植までの間、畑やプランターを他の作物に使える
おすすめの植物は、ミニトマトやピーマン、きゅうりなどの夏の果菜に加えて、バジル、パクチー、大葉などの暑さに強いハーブ、枝豆や空芯菜なども育てやすく、おすすめです。
栽培する場合は移植して栽培しましょう。

育苗の方法
実ははとても簡単です。
育苗ポット、なければ紙コップの底に穴を開けて、1:3で堆肥とブレンドした赤玉土を入れ、そこに種をまくだけ。


日当たりと風通しが良い場所におきます。
発芽するまでは表度が乾燥しないようにし、発芽後は表度が乾いたらお水をたっぷりあげます。
日ごとに成長していく姿を見るのも、楽しみのひとつです。
初夏に向けて、今から育苗にチャレンジしてみませんか?
小さな芽が育つ喜びを、ぜひ感じてみてください。

『カルチャーデザイン部からのお知らせ』
カルチャーデザイン部では、コンポスト堆肥を使った「初めてのベランダ菜園講座」を毎月2回オンラインで実施しています。

「初めて家庭菜園に挑戦したい」
「過去にうまくお野菜を育てられなかったけど再チャレンジしたい」
そんな方へ、栽培のコツから初心者でもたのしく学べる講座を開催します。
生ごみが土になり野菜に生まれ変わる、あなたから始まる食循環を一緒に体験しませんか?
関連ニュース
カルチャーデザイン部だより〜循環野菜を使ったハレの日レシピ
桃の節句、お花見、卒業式や入学式。何かとおめでたい行事がつづく春。 循環野菜を使って、ハレの場を彩る料理を作ってみるのはどうでしょう? LFCランチにも時々登場するのは、野菜を使ったお寿司。 カラフルで食卓を華やかにして […]
カルチャーデザイン部だより〜日本人の食卓に欠かせない調味料「味噌」
寒い時期に限らず、お味噌汁を食べるとどこかホッとした気持ちになりますよね。 LFCランチでもよく登場する味噌汁。 おいしいだけではなく、「飲む点滴」と言われるほど、栄養満点で乳酸菌の働きで腸内環境が整います。LFCカルチ […]
カルチャーデザイン部だより〜からだを温める温活のススメ
身体が冷えると、血行が悪くなり消化機能やお肌のトラブルにつながったり、免疫力が落ちて風邪をひいたり。 「冷えは万病のもと」と言われる通り、さまざまな不調の原因になります。 一年で最も寒さが厳しくなる1〜2月。 毎日の生活 […]
カルチャーデザイン部だより〜冬の万能果実、ゆず
冬が深まってくると黄色く熟す柚子(ゆず)。 日本の冬の風物詩であり、柚子の甘い香りや風味が好きな方も多いのではないでしょうか。 さわやかな香り成分であるリモネンにはリラックス効果があり、冷えやすい冬の血行を促す働きもあり […]
