カルチャーデザイン部だより〜冬の万能果実、ゆず

カルチャーデザイン部だより〜冬の万能果実、ゆず

冬が深まってくると黄色く熟す柚子(ゆず)。

日本の冬の風物詩であり、柚子の甘い香りや風味が好きな方も多いのではないでしょうか。

さわやかな香り成分であるリモネンにはリラックス効果があり、冷えやすい冬の血行を促す働きもあり、免疫力UPや美容をサポートしてくれます。

柚子は中国・揚子江流域が原産で、奈良時代ごろ日本に伝わってきたそうです。
寒さに強く、手がかからないことから寺院や農家の庭木として広まり、平安時代には薬用としても使われていたそう。歴史が長い果物ですね。

まるごと使える柚子の魅力


柚子は、皮、果汁、種まで、丸ごと使えるのが魅力。

鍋やお吸い物、酢の物、柚子ぽん、柚子味噌、ドレッシング、マーマレード、お茶やスイーツ、種は化粧水など幅広く活躍する、万能すぎる果実です。

秋に出回る未熟な青柚子は、皮がかたく酸味と爽やかな香りが特徴ですが、冬に出回る黄柚子は香りはまろやかになり、果汁もたっぷり。ゆず茶やジャム、スイーツ、温かい汁物など、冬の料理との相性がぐんと良くなります。

LFCランチでも酢の物や柚子味噌のほか、ハーブと一緒に漬けこむシロップはLFCの看板メニューの一つです。

ゆずのお風呂は冬の楽しみ

一年でいちばん夜が長い冬至の日には、柚子風呂で身体を温めて無病息災を願う日本の習わしです。柚子に含まれる精油成分は血行を促してぽかぽかに、香りはリラックス効果もあります。

今年の冬至は12月22日、みなさんも柚子風呂に入り、香りに包まれながら一年の疲れを癒しましょう。

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