【プレスリリース】循環型ライフスタイルへの転換を推進 東京都台東区と株式会社大丸松坂屋百貨店と協定を締結
ローカルフードサイクリング株式会社は、東京都台東区(区長:服部征夫)、株式会社大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、代表取締役社長:澤田太郎)と循環型ライフスタイルへの転換に向けた協定を締結いたしました。
締結に至った背景
「LFCコンポスト」は、都会のベランダでも楽しく快適に取り組めるよう開発されたコンポストで、都市部での普及活動を積極的に行っております。LFCコンポストを用いることで、できた堆肥を自分で野菜作りに活用し、たのしい循環生活を実践する人が増えています。地域で循環に参加できる拠点を作るため、2022年6月より台東区に所在する「未来定番研究所」(大丸松坂屋百貨店)で、コンポスト講座や堆肥の回収会を開始いたしました。
これにより、地域で資源として活用される新たな栄養循環が生まれました。
協定の内容
この度の協定では、台東区における生ごみの減量と、循環型ライフスタイルへの転換を目的として、以下に取り組んでまいります。
- コンポストについて学べる講座やワークショップなど環境教育に関するイベントの開催
- 身近で堆肥の活用先がない方を対象に、堆肥の回収を実施
- 循環型ライフスタイルへの転換へ向けた普及活動
協定に基づいた三者の役割
台東区は、生ごみ減量対策の一環としてコンポストの利用を促進することで区民の循環型ライフスタイルへの転換を推進してまいります。大丸松坂屋百貨店は、循環型ライフスタイルに関する情報発信や区内の店舗施設において堆肥回収会を開催してまいります。その中でLFCは、コンポストに関する技術提供やこれまで培った食循環コミュニティ形成のノウハウを生かし、循環型ライフスタイルの推進を担います。
(未来定番研究所でのコンポスト講座や堆肥の回収会の様子)
締結に関する代表コメント
東京のコンパクトな街、台東区は、観光、食、文化など多様な要素が交差します。その地で台東区様および大丸松坂屋百貨店様と協定を組み、循環型ライフスタイルを推進し、半径2km圏内での循環型社会の実現を共に目指していくことになりました。地球温暖化の課題に対し、身近な問題としての食の観点から取り組みを始めます。
日本では年間2,531万トンもの食品が廃棄され、その大部分が焼却処分されています。これを改善すべく、我々は台東区における家庭や地域での生ごみの堆肥化を推進します。堆肥化により二酸化炭素の排出を抑制し、地域コミュニティや農家と連携して、できた堆肥は野菜作り等に活用します。
LFCコンポストは、都市型コンポストとして、臭いや虫が少なく、約4万世帯に活用されています。これを用いて台東区での循環型の暮らしを実現します。それぞれの特性を活かし、地球温暖化対策に貢献する本プロジェクトを成功へ導くべく、全力で取り組んでまいります。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000052836.html