【保存版】家庭菜園の栽培カレンダー|初心者におすすめの年間プランも紹介 - LFCコンポスト

家庭菜園の栽培カレンダー|初心者におすすめの年間プランも紹介

家庭菜園を始めたいけれど、「何をいつ育てればいいのか分からない」と悩むことは多いです。そんな初心者の方に向けて、年間の栽培スケジュールをわかりやすくご紹介します。
家庭菜園は計画が大切です。季節ごとに育てやすい野菜を選び、土作りや連作障害にも気をつければ、初心者でも収穫できます。
本記事では、家庭菜園の栽培カレンダーとおすすめの年間プランを解説します。自分に合ったプランを見つけて、楽しく家庭菜園を始めてみましょう。

この記事は以下の方におすすめです▼

  • 家庭菜園をこれから始める初心者
  • 家庭菜園の季節ごとに育てられる野菜を知りたい方
  • 年間を通じて家庭菜園を楽しみたい方

この記事は以下の情報が得られます▼

  • 家庭菜園におすすめの野菜を年間プランで季節ごとに紹介
  • 初心者でもチャレンジしやすい野菜を季節ごとにまとめて解説
  • 家庭菜園の年間計画を3つのタイプに分けて解説

家庭菜園は計画が大事!

家庭菜園は計画が大事!

家庭菜園を始めようと思ったら、まずは野菜の苗や種を購入するイメージもあります。しかし、家庭菜園では野菜の種類によって適した気温、水やりの量、日光の量などが異なります。そのため、家庭菜園で大切なのは「計画」です。家庭菜園カレンダーを確認し、季節に合った野菜を選ぶことが重要になります。

思い付きでいきなり種や苗を買ってくるのは、失敗のもとになることも。一度家庭菜園に失敗すると、苦手意識が生まれることもあります。

まずは自分が育ててみたい野菜をリストアップし、それぞれの植え付け時期や収穫時期、難易度や特徴を調べましょう。加えて、初心者でも育てやすい野菜からチャレンジするのがおすすめです。

次の章では、初心者にもおすすめできる家庭菜園カレンダーをご紹介します。家庭菜園をこれから始める方は、ぜひ参考にしてください。

【初心者にもおすすめ】家庭菜園カレンダー

初心者でも「栽培が簡単で育てやすい」「短期間で収穫できる」という特徴を持つ野菜をご紹介します。

  • 春(3~5月)
  • 夏(6~8月)
  • 秋/初冬(9~12月)

以上の3つの期間に分類しました。1つずつ見ていきましょう。

春(3~5月)

春は気温が上がり始め、種まきや苗の植え付けに最適な季節です。作物が育ちやすく野菜の種類も豊富で、「初心者が家庭菜園を始めるのにおすすめの季節」といえます。霜の心配がなくなる時期を見極めて植えるのがポイントです。

春におすすめする野菜は、

  • ミニトマト
  • リーフレタス(秋でも可)
  • ラディッシュ(秋でも可)
  • ほうれん草(秋でも可)
  • 小松菜(秋でも可)

それぞれの特徴や発芽・生育適温、収穫までの大体の期間を見ていきましょう。

ミニトマト(苗)
特徴 初心者でも育てやすく、プランターでも簡単に育つ。
発芽適温 20℃
生育適温 20~30℃
植え付け時期 4~6月
収穫までの期間(目安) 約60~80日

 

リーフレタス
特徴 葉物野菜の中でも成長が早く、ベビーリーフとしても収穫可能。
発芽適温 15℃
生育適温 15~25℃
植え付け時期 3~11月
収穫までの期間(目安) 約30~60日(ベビーリーフなら30日前後)

 

ラディッシュ
特徴 成長が早く、約1ヶ月で収穫できる初心者にもおすすめの根菜。
発芽適温 15℃
生育適温 10~25℃
植え付け時期 3~5月、9~11月
収穫までの期間(目安) 約30~60日

 

ほうれん草
特徴 寒さに強く、春先から育てられる葉物野菜。
発芽適温 15℃
生育適温 10~20℃
植え付け時期 3~5月、9~11月
収穫までの期間(目安) 約40~50日

 

ピーマン(苗)
特徴 病害虫に強く、長期間収穫できる。
発芽適温 20℃
生育適温 20~30℃
植え付け時期 4~6月
収穫までの期間(目安) 約70~80日

 

紫蘇
特徴 実をつける期間が長い。水分管理を徹底すると育てやすい。
発芽適温 20℃
生育適温 20~30℃
植え付け時期 4~6月
収穫までの期間(目安) 約30~60日

夏(6~8月)

夏は気温が高くなり日照時間も長いです。そのため野菜の生育は早くなりますが、梅雨や猛暑対策が必要になります。
病害虫が活発になるのも夏の特徴です。防虫ネットなどで適切に管理すると、初心者でも家庭菜園を楽しめます。

夏におすすめする野菜は、

  • オクラ
  • 枝豆
  • ニンジン
  • サヤインゲン
  • ブロッコリー

などです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

オクラ(苗)
特徴 高温を好むため、夏に育てやすい野菜。
発芽適温 25℃
生育適温 25~30℃
植え付け時期 5~7月
収穫までの期間(目安) 約50~60日

 

枝豆
特徴 短期間で収穫できる。枝豆としても大豆としても楽しめる。
発芽適温 20℃
生育適温 20~30℃
植え付け時期 5~7月
収穫までの期間(目安) 約50~70日

 

ニンジン
特徴 根を食用とする代表的な野菜。甘みがあり、生食・加熱ともに利用範囲が広い。
発芽適温 15~25℃
生育適温 20~25℃
植え付け時期 4~7月頃(地域により変動)
収穫までの期間(目安) 約50~60日

 

サヤインゲン
特徴 いんげん豆の若いさやを食用とする。柔らかいさやとほのかな甘味が特徴。
発芽適温 20~25℃
生育適温 20~25℃
植え付け時期 4~7月頃(地域により変動)
収穫までの期間(目安) 約50~60日

秋・初冬(9~12月)

秋は気温が下がり、湿度も低く野菜が育てやすい時期です。害虫も減るため、初心者だと育てやすさを感じやすいかもしれません。
地域によっては霜対策も必要になるため、防寒準備をこの時期から始めておきましょう。

秋におすすめの野菜は、

  • 大根(春でも可)
  • 小松菜(春でも可)
  • ブロッコリー(春でも可)
  • カブ(春でも可)

それぞれの特徴を以下にまとめました。

大根(ラディッシュ)
特徴 寒い時期に甘みが増す根菜で、初心者にも育てやすい。
発芽適温 15℃
生育適温 15~25℃
植え付け時期 9~10月
収穫までの期間(目安) 約60~80日

 

ブロッコリー(苗)
特徴 寒さに強く、春に向けてゆっくり成長が楽しめる。
発芽適温 20℃
生育適温 15~25℃
植え付け時期 8~10月
収穫までの期間(目安) 約90~100日

 

カブ
特徴 プランター栽培が可能。寒さに強い初心者向けの根菜。
発芽適温 15℃
生育適温 10~20℃
植え付け時期 9~11月
収穫までの期間(目安) 約50~60日

 

玉ねぎ
特徴 冬に植えて春に収穫する、長期栽培の根菜。
発芽適温 15℃
生育適温 10~20℃
植え付け時期 早生の場合は10~11月(種類によって異なる)
収穫までの期間(目安) 約150~180日

 

ニンニク
特徴 冬の寒さで甘みが増す。植え付けは秋ごろ。
発芽適温 15℃
生育適温 15~25℃
植え付け時期 10~12月
収穫までの期間(目安) 約200~250日

 

キャベツ(苗)
特徴 冬越しに適しており、寒さで葉がしっかり巻く。
発芽適温 15℃
生育適温 10~25℃
植え付け時期 8~9月
収穫までの期間(目安) 約120~150日

 

ソラマメ
特徴 冬に育ち、春になって収穫する。
発芽適温 15℃
生育適温 10~20℃
植え付け時期 10~11月
収穫までの期間(目安) 約150~180日

家庭菜園カレンダーを見るときのポイント

家庭菜園カレンダーは栽培初心者にとって、心強い味方です。ただし、カレンダーを活用する場合は以下の3つのポイントを押さえることをおすすめします。

  • 地域に合わせて調整する
  • 連作障害に注意する
  • 土作りの時間も考慮する

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

地域に合わせて調整する

野菜の生育には気温や日照時間が大きく影響します。そのため、家庭菜園カレンダーの植え付け時期を参考にしつつ、自分が住んでいる地域の気候に合わせて調整することが大切です。

地域を大きく3つに分けて調整の方法をそれぞれまとめました。

  • 寒冷地(北海道・東北・山間部):植え付けを1か月ほど遅らせると良い
  • 温暖地(関東・関西・九州など):カレンダー通り、または少し早めでもOK
  • 暖地(沖縄など): 夏場の高温対策が重要!秋・冬野菜が育てやすい

例えば、ミニトマトの苗を植えるなら関東では4~6月に植えるのが適性といえます。一方で北海道なら5~7月にずらすと育ちやすいです。

連作障害に注意する

連作障害とは、同じ場所に同じ種類の野菜を何年も続けて育てると、土の養分バランスが崩れたり、特定の病害虫が増えたりして、野菜がうまく育たなくなる現象を指します。

特に、ナス科(ミニトマト・ナス・ピーマン)やマメ科(枝豆・ソラマメ) の野菜、キュウリやゴーヤなどのウリ科、インゲンやエダマメなどのマメ科、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科などは連作のリスクが高いです。

これを防ぐために、毎年植える場所を変えたり異なる科の野菜を植えたり、新しい土を入れ替え堆肥を混ぜたりといった土のリフレッシュをするといった工夫が必要になります。

土作りの時間も考慮する

「野菜づくりは土作りから」と言われるほど、土の状態が栽培成功のカギを握ります。特に、植え付けの前にしっかり土を準備する時間を確保すると野菜が元気に育ちます。
良い土の条件とは、以下の3つです。

  • 通気性が高いこと
  • 保水性が高いこと
  • 保耐性が高いこと

この条件を満たすためには、土の中に含まれる古い根やゴミを取り除き土をリフレッシュしたり、石灰を混ぜてpHを調整したりします。今回ご紹介した野菜はpH6.0~7.0が適正です。また、野菜が良く育つために堆肥や肥料も混ぜ込む必要があるでしょう。

この土作りは植え付け直前から始めると間に合わず、約1か月前から始めると効果的です。つまり、ミニトマトを4月から植えたい場合は2月後半から土作りを始めます。

良い土の条件にはさまざまありますが、よりこだわりたい方にはコンポストの運用もおすすめです。コンポストとは、生ごみや落ち葉を微生物の力で分解し、堆肥を作るエコな仕組みを指します。

古くから農作業で活用されているコンポストですが、最近では都会のベランダで行う家庭菜園など、限られたスペースでも気軽に始められるセットが販売されています。微生物が活発に働く土は「団粒構造」を作り、ふかふかで根の張りやすい土が作れるのも嬉しいポイントです。

LFCコンポストは、初心者の方でも始めやすいように設計した、コンパクトタイプのコンポストです。生ごみを堆肥としてリサイクルすることで家庭のごみを減らし、さらに家庭菜園も充実できるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

LFCコンポストセット

家庭菜園プランの考え方3選

家庭菜園の考え方

家庭菜園の年間プランを3つ組んでまとめました。

  • 季節の定番野菜プラン
  • 省スペースプラン
  • 短期収穫プラン

先ほどご紹介した家庭菜園カレンダーと合わせて参考にしてみてください。

季節の定番野菜プラン

まずは、季節の定番野菜を育てるプランです。ある程度のスペースは必要ですが、失敗しにくいのが特徴です。

  • 春=ミニトマト、リーフレタス、ラディッシュ、ほうれん草、ピーマン、紫蘇
  • 夏=オクラ、枝豆、ニンジン、サヤインゲン、ブロッコリー
  • 秋・初冬=大根、白菜、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、カブ、玉ねぎ、ニンニク、キャベツ、ソラマメ

省スペースプラン

プランター栽培にも適した野菜をセレクトしたプランです。限られたスペースでも家庭菜園ができるため、ベランダでも気軽に始められます。

  • 春夏=大葉、ミニトマト、空芯菜
  • 秋冬=水菜、ほうれん草、小松菜
    ※ベビーリーフ、ルッコラは真夏と真冬以外は栽培が通年可能です。

短期収穫プラン

30~60日ほどで収穫でき、手軽に達成感を得られるプランです。初心者にもおすすめの野菜を選ぶことで、家庭菜園のモチベーションも保てます。

  • 春夏=ミニトマト、リーフレタス、ラディッシュ
  • 秋冬=ほうれん草、小松菜、カブ

LFCコンポストで手軽に家庭菜園を始めよう!

家庭菜園は季節に合わせて計画的に始めることが大切です。もし、今すぐ始めようと思う方は、まずは家庭菜園カレンダーをチェックし「土作りの期間」も含めて準備万端の状態でスタートしてみましょう。準備にこだわると家庭菜園が成功しやすくなり、野菜を育てる楽しみや収穫の喜びも大きく感じられるようになります。
土作りならご紹介した「コンポスト」もおすすめです。家庭菜園の場合は、気軽に堆肥作りができるコンパクトなコンポストを選びましょう。
LFCコンポストは、ベランダなど限られたスペースにも設置できるコンパクトなバッグ型です。初心者向けにサポーターの無料相談サービスも用意しているため、土作りの疑問はすぐ解消できます。
さらに、コンポストと季節の種がセットになった商品もご用意。初心者でもすぐに始められるため、ぜひチェックしてみてくださいね。

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