カルチャーデザイン部だより 〜すてない暮らし「陳皮(ちんぴ)」づくり〜
みかんが美味しい季節です。柑橘類はビタミンCが豊富で風邪の予防や美肌に効果的、さらに皮は捨てずに陳皮として活用できます。
陳皮とは
陳皮はみかんの皮を乾燥させた生薬のこと、冷え性、喉の痛み、咳、健胃、リラックス効果など様々な効能があります。
皮は血流をよくし、体温を保つポリフェノールを含むため、お風呂に入れると体が温まり、冷え改善にGOODです。
陳皮の作り方
作り方はとても簡単。みかんの白い部分をできるだけ削ぎ落とした皮を、カラカラになるまで干して完成です。
乾燥した皮をフードプロセッサーやミルで粉砕すると使いやすいのでおすすめです。
みかん以外にゆずやポンカン、すだちなどの柑橘系でも作れます。
陳皮と唐辛子パウダーを混ぜると自家製一味を作ることもできます。また、お好みでごまや山椒を入れるとオリジナルの七味唐辛子が完成します。
お味噌汁やお鍋、酢の物、茶碗蒸し、お菓子などにかけると、爽やかな風味が効いていつもと一味違った料理に変身。
食卓が豊かになりおすすめです。
コンポストに入れる前に、このように可食部を増やすことは少し手間がかかりますが、食ロス削減にもなります。自分や大切な人の身体に良い効能がたくさんあり、捨てずに工夫して活用できるとお得で気分も◎
ぜひみなさんも試してみてくださいね。
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